腰椎すべり症

● 腰椎すべり症

腰椎すべり症とは
推骨が前方にずれた状態
腰椎変性すべり症腰椎分離すべり症
があり
両者ともに腰椎の変位が原因に
なる
腰痛が主な症状ですが
坐骨神経痛や間欠性跛行の症状が
現われる事があります

腰部や殿部が重苦しい・だるいような痛みで
痛みは激しい運動や作業後に現われるが
安静あるいは活動を控えると軽減する
ことが多い

 

 

体が柔らかい中学⽣頃に
ジャンプや腰の回旋を⾏うことで
腰椎の後⽅部分に⻲裂が⼊って
起こります。
「ケガ」のように1回で起こるわけではなく
スポーツの練習などで繰り返して腰椎を
そらしたり
回したりすることで起こります
⼀般の⼈では5%程度に分離症の⼈がいますが
スポーツ選⼿では30〜40%の⼈が分離症に
なっています。

分離症は10歳代で起こりますが
それが原因となって
その後徐々に
「分離すべり症」に進⾏していく

場合があります。

 

 

生まれつきの構造による
腰椎すべり症

 

腰椎や仙骨などの骨が生まれつき(先天的)
腰の形成不全
している。
または発育期に栄養状態やホルモン異常
などにより背骨が変位してしまう事によって
腰椎すべり症を起こしてしまいます。

 

怪我による腰椎すべり症

 

スキーやスノーボードなど
スポーツでの転倒。

スポーツによる激しいコンタクトや接触。

交通事故や怪我など、腰に大きな力が
加わる事によって
腰椎が骨折する事で
支えがなくなることをきっかけに
すべる「外傷性腰椎すべり症」
起こる事があります。

 

 

【対処法】

 

・腹筋強化
・腰ベルト固定
・物理療法(牽引、電気療法など)
・腰部矯正子供整体がオススメ)

 

すべり症の方はマッサージ、指圧を
背中側から押す事は厳禁です!